最近マイナンバーカード、または個人番号が必要な場面が増えていますね。
市役所での手続きに必要なものを調べると「マイナンバーカード又は個人番号が分かるもの」と書いてあることも…。
最近では「マイナンバーカードの義務化に反対します」というハッシュタグも見ました。
僕もマイナンバーカードを取得しなければと思います。
しかし、現状生活で不便はないし無理に取得しなくてもいいかとも思ってしまいます。
そこで、マイナンバーカードを持つことのメリット、デメリットについて調べてみました。
マイナンバーカードのメリット
身分証明書に使える
マイナンバーカードカードを持つことのメリットを挙げていきます。
まず顔写真付きの証明書になることです。
身分証明が必要な場合に今までは運転免許証などを提示していました。
ですが、マイナンバーカードを持てばマイナンバーカードを提示することでそれが済むようになります。
事情により運転免許証を持つことができない人や、運転が怖く免許証を持っていない人でも本人確認が楽になります。
2020年2月4日以降に発行されたパスポートは本人確認に使えなくなっているようなので、その代わりにもなるでしょう。
僕はそもそもパスポートを持っていません。
なので僕がマイナンバーカードを取得すると、単純に身分証明書が1つ増えるということです。
また、公的な書類の手続きの際に個人番号が求められる場合があります。
国民健康保険に加入する時などがそうですね。
僕も最近国民健康保険の手続きに行くことがありました。
その時はマイナンバーカードを持っていなかったため不安でした。
そうしたときにマイナンバーカードを取得しておけば手続きが簡単に済みます。
公的な書類をコンビニで受け取れる
マイナンバーカード持っていれば、コンビニで住民票の写しや印鑑証明書が取得できるようです。
これらの書類はマイナンバーカードがなければ市役所などに行かないと取得できず、土日祝日は取得できません。
しかしコンビニなら時間内であれば土日祝日でも取得できるようになるので、書類の受け取りが楽になりますね。
特に平日に休みが取れない仕事の方は重宝するでしょう。
僕もどうしても職場で住民票が必要な時がありました。
その時は、仕事を普段より早く切り上げて市役所に行きました。
もしこのように仕事を早退する必要がなくなれば、大いに助かりますね。
しかし対応する書類は地域によって違うので、事前に確認する必要があります。
健康保険証の代わりになる
マイナンバーカードは健康保険証の代わりに使うことができます。
保険証は転職・退職をすると、正社員の場合は会社に返さないといけないことが多いです。
その時に「診察の予約があるけど保険証が切り替わりのタイミングで手元にない…」ということもあるかもしれません。
僕はちょうど退職と歯医者の予約の時期が被って、保険証が使えないときがありました。
予約を延期してから、市役所に行って新しい保険証を受け取って事なきを得ました。
マイナンバーカードがあれば、こういった事例も少なくなりますね。
保険証の代わりに使用するには事前に申し込みが必要なようです。
申し込みについては後述のマイナポータルで確認することができます。
マイナポータルにアクセスできる
マイナンバーカードを持つことで、マイナポータルを利用することができます。
マイナポータルでは児童手当や介護保険、国税庁の確定申告に関する手続きを行うことができます。
僕はそういった手続きをしたことがないのですが、普通なら役所に行かないとできない手続きがオンラインでできるのは非常に助かると思います。
マイナンバーカードのデメリット
個人情報の漏洩について
マイナンバーカードには個人番号や氏名、住所の情報がありますし顔写真もあります。大事な情報が一つにまとまっているので、万が一紛失したり他人の手に渡ると危険です。
顔写真は身分証明の際に必要で、手続きの際にはICチップと暗証番号が重要なので番号が分かってしまえば悪用されてしまいます。
また、その暗証番号が分かるとマイナポータルに入られてしまいます。そうすると税金関連の情報が他人に知られてしまいます。
個人情報が多くまとまっているため、あえて持たない人もいるようです。
僕は以前貴重品を入れたポーチそのものを落としたことがあります(財布、スマホ、家の鍵など)。
財布に運転免許証やクレジットカードをすべて入れている方もいるでしょう。
大事なものを一か所にまとめるといちいち探さないで済むので確かに楽です。
しかし、ポーチを落とした時に貴重品を一度に失ったため非常に焦りました。
マイナンバーカードも個人情報の塊になるので、取得するなら管理は厳重にする必要があります。
銀行口座との紐づけがされる
投資信託などで口座を開設する際に、マイナンバーとの紐づけが義務化されています。
普通預金の口座では任意のようです。僕は投資などは行っていないので、このことは初めて知りました。
銀行口座との紐づけによって職員や国に金額などが筒抜けになることはないようですが、マイナンバーと紐づけをすることでマイナンバーカードを紛失したときの危険が大きくなります。
現在は普通預金などは紐づけは強制ではないですが、将来的に義務化される可能性はありますね。
マイナンバーカードに有効期限がある
マイナンバーカードは発行すればずっと使えるものではなく、有効期限があるようです。
カードにも書いてあるそうですが、18歳未満は発行から5回目の誕生日までで、18歳以上は発行から10回目の誕生日までとのことです。
年齢で区分されているのは、18歳未満は容姿の変化が大きいからだということです。
期限が近付くと連絡が来るため忘れることは少なそうですが、注意が必要ですね。
マイナポータルの電子証明書の更新は年齢に関係なく5回目の誕生日が期限のようです。
年齢関係なく5回目の誕生日までなので、間違えないように注意する必要がありますね。
電子証明書の更新はオンラインで手続きはできないようです。
まとめ
今回はマイナンバーカードのメリットとデメリットについて調べてみました。
基本的には持つことのメリットの方が多いですね。
しかし、手続きが簡単になるといっても現状で不満を感じていないなら持つ必要性を感じないとも思いますね。
僕も現時点では不満を感じていないので、しばらくは取得するつもりはないです。
ただ、「マイナンバーカードがないから○○の手続きができなかった」という状況になったら、すぐに取得をすると思います。
本来はそうなる前に取得するのがベストだと思います。
一部の手続きではマイナンバーの提示が必須になっていますし、通知カードで代用もできますが引っ越しをしていると結局手続きをしないといけません。
しかしセキュリティ面で不安を感じるのも事実なので、すぐに取得せずしばらく様子を見て考えるのも手だと思います。
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